工事担任者DD3種の参考書レビューと勉強方法

工事担任者DD3種を受験してきました。工事担任者は全体的に受験者数が減っていますが、DD3種はまだまだ受験者数の多い資格です。受験者数と比例して、参考書の種類も比較的豊富です。そんなDD3種の参考書のレビューと勉強方法の紹介をしてみようと思います。

工事担任者DD3種の参考書。

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参考書

DD3種の主な参考書は3種類あります。そのなかでも、工事担任者の参考書を専門に出版しているリックテレコム社のものが有名です。

(1) 工事担任者DD3種実践問題

リックテレコム社の問題集、「実践問題」です。豊富な問題数と詳しい解説が特徴です。問題の中身は過去問がメインです。分野ごとに本番と似たような形式で問題が出題されています。

問題の解説は分かりやすいです。また、間違いの選択肢もどこが違うのか解説してあります。ただ残念なことに、一部の問題は解説がのっていません。参考書部分は必要最低限にまとめられており、初学者にとっては分かりにくいかもしれません。

DD3種に合格するのに1冊選ぶとしたら、解説が詳しく問題数も多いこの本がおすすめです。

(2) 工事担任者DD3種標準テキスト

リックテレコム社の参考書、「標準テキスト」です。分野ごとに詳しい説明がのっており、読み進めやすいです。上の実践問題は参考書部分が物足りないですが、標準テキストはその部分をカバーするような作りになっています。

問題ものっていますが、解説があまり詳しくありません。問題はおまけで参考書がメインの本です。上の実践問題とはまったく逆の作りです。

参考書が一冊欲しいという方は、この本がおすすめです。

(3) 工事担任者試験 DD3種受験マニュアル

電波新聞社の参考書、「受験マニュアル」です。リックテレコム社の実践問題と標準テキストの中間のような参考書です。問題数は多いですが、解説があまり詳しくありません。参考書部分は実践問題より詳しく、標準テキストよりは劣るイメージです。

 (4) わかるAI・DD全資格 〔基礎〕

基礎科目の専門参考書です。AI・DDの3種~1種、総合種まですべての種類に対応しています。基礎科目に関しては詳しく説明していますが、DD3種の受験者にとっては詳しすぎるかもしれません。

標準テキストより易しく分かりやすく説明されているわけではありません。

勉強方法

工事担任者は、過去問から繰り返し問題が出題されます。まったく同じ問題も出題されます。全体の8割以上は過去問の知識で解けます。

過去問が重要なDD3種ですが、ただ単に過去問を勉強すれば良いわけではありません。正解の選択肢を記憶するような勉強は通用しません。

過去問を解いて正解できたとしても、正解ではない選択肢についても「どこが違うのか」を考えながら勉強する必要があります。

また、過去問も昔の過去問より最近の過去問を重点的に勉強するべきです。最近の過去問と似たような問題が繰り返し出題されやすいからです。そういった理由で、参考書や問題集はなるべく新しいものをそろえるべきです。

過去問は、解説が充実した実践問題参考書は、説明が詳しい標準テキストがおすすめです。

新しい過去問だけでなく、たまに昔の過去問からも出題されることがあります。昔の過去問は、このサイトで勉強できます。昔の過去問は解説がありません。分からない部分は、参考書を読みながら勉強するしかありません。

以上は、DD3種の全体的な勉強方法です。DD3種は、全部で3科目あります。それぞれの科目について見ていきます。

電気通信技術の基礎(基礎科目)

基礎科目は、得意な人と苦手な人で分かれると思います。電気計算(V=I・R など)や論理回路(AND、NOT、OR など)の問題は、基礎を理解していないと解けません。この科目が苦手な人は、「標準テキスト」を購入してじっくり参考書を読むと良いです。

論理回路や対数”log”は、高校数学の範囲です。どうしても分からない方は、図書館に行って高校数学の教科書を調べてみると分かりやすいはずです。

端末設備の接続のための技術及び理論(技術科目)

技術科目は、ネットワークやセキュリティの知識がメインです。基本的に知識の暗記です。POEやPDSなど英語の略語が多いです。

英語の略語は、省略しない形で覚えると意味が分かりやすいです。

POEなら(Power Over Ethernet)=”イーサネット上の電源”。PDSならPが”Passive(受動)”なので、受動素子と関係がある。このように覚えていくと覚えやすいです。

端末設備の接続に関する法規(法規科目)

法規科目は、法律の条文暗記です。法律の条文を一字一句覚えるのはキツイです。出題される箇所はだいたい決まっています。過去問を中心に勉強しましょう。

過去問を勉強する際は、正解の選択肢と不正解の選択肢のすべてを勉強しましょう。正解ならどうして正解か?不正解ならどこが違うのか?を考えながら勉強しましょう。

過去問で不正解の選択肢が、今度は正解として出題される場合が多いです。参考書を読んで条文を覚える必要はありません。その代わり、過去問や予想問題は解説をしっかり読んですみまで勉強しましょう。

法規は細かい部分を問われます。”事業用”電気時通信設備や”自営”電気通信設備などの似たような言葉から間違いを探させる問題が多いです。細かい部分に注意して勉強しましょう。

3科目それぞれで6割以上得点できれば合格です。過去問にのっていない問題も出題されますが、満点を目指す必要はありません。過去問を重点的に学習して、過去問と似たような問題を正解していけば合格は近いです。

工事担任者DD3種の難易度や合格体験記は、以下の記事です。

工事担任者DD3種合格体験記
工事担任者は、電話回線や光回線などの接続工事をするための資格です。DD1種~3種、AI1種~3種、DDAI総合種があります。...
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