工事担任者DD3種合格体験記

工事担任者は、電話回線や光回線などの接続工事をするための資格です。DD1種~3種、AI1種~3種、DDAI総合種があります。DD3種ですと、工事できる範囲がかなり限られます。この記事では、工事担任者DD3種の難易度、参考書、勉強法、体験談などを紹介していきます。

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【受験概要】

ボイラー整備士の合格通知書。免許にするには実務経験が必要。

【資格名称】電気通信設備工事担任者 DD3種
【受験年度】平成29年度
【自己採点】基礎:87点 技術:80点 法規:90点

工事担任者は、現在は受験資格はありません。誰でも受験できます。毎年5月・11月の2回に全国で実施されています。試験日程の詳細は、電気通信国家試験センターでご確認ください。

免状の申請には実務経験は必要ありません。

DDとAIって何のことだか分かりにくいです。

DDは、「Digital Data」の略で、名前の通り光回線やADSLなどのデジタルデータの通信設備のことを表します

AIは、「Analog ISDN」の略で、アナログ電話回線とISDNなどの通信設備のことです。

合格点

科目が3科目あります。

・電気通信技術の「基礎」:22問

・端末設備の接続のための「技術及び理論」:20問

・端末設備の接続に関する「法規」:20問

すべての科目で6割取れれば合格です。配点は試験問題に記載されています。基礎科目だけは22問と中途半端で、1問4点の問題と5点の問題があります。残り2科目は1問5点が基本となります。

22問出題される基礎は、5点問題だけを正解すれば、12問正解で6割に届きます。逆に4点問題ばかりの正解ですと、14問正解しないと合格点に届きません。

工事担任者DD3種の科目免除

他の種類の工事担任者資格の所持者は科目免除ができます。または、実務経験者や他の無線・通信系の資格保持者も科目免除ができます。

科目免除の詳細については、こちらからどうぞ。

【難易度】

工事担任者DD3種:★★☆☆☆☆☆☆☆☆ (2/10 易しい)

過去の合格率

受験年度 合格率
平成26年第2回 28.8%
平成27年第1回 47.2%
平成27年第2回 30.1%
平成28年第1回 42.5%
平成28年第2回 43.5%
平成29年第1回 44.6%

試験回ごとに難易度の差があるようです。過去問を記憶して勉強している人が多いのでしょう。新傾向の問題が多い試験回は合格率が低いようです。

難易度自体は、乙種第4類危険物取扱者(危険物乙4)や2級ボイラー技士と似たような難易度だと思います。第2種電気工事士との比較ですと、筆記試験だけなら工事担任者DD3種の方が難しいでしょう。

普通に過去問だけ繰り返し勉強すれば、合格できる人も多いはずです。過去問だけで満点を取るのは難しいかもしれませんが、6割ならそこまで難しくありません。ただ、基礎科目だけは、簡単な数学や物理の知識が必要です。

DD3種は科目免除制度があります。また、科目合格制度もあります。一度科目合格すると、2年間科目免除が有効です。

科目免除を利用して、1科目だけ受験する人の合格率は7割前後と高いです。しかし、2科目受験する人の合格率は、全3科目受験する人より低いようです。

勉強時間

管理人の勉強期間は102日間、勉強時間は41時間46分。

科目免除は使っていません。全3科目まんべんなく勉強しました。基礎科目に関しては、他の資格で勉強した範囲とかさなっており、勉強時間が少なくて済みました。

一度勉強を中断した期間があり、少し勉強時間が多めかもしれません。

受験時の主な所持資格:第3種電気主任技術者(電験3種)

勉強時間の目安

勉強時間の目安は、資格勉強になれていない人で50時間~100時間くらい。電気工事士などの関連資格の合格者で20時間~50時間くらいでしょうか。

試験はマークシート式なので、勉強の仕方によっては、10~20時間程度の過去問の詰め込み学習でも合格可能だと思います。

【受験動機】

このブログを書くための受験です。

工事担任者は毎年受験者数が減少しています。それでも、工業高校などでは学校単位で受験するところもあるようです。

DD3種だけではできることが限られます。仕事で使う人は、DD1種やAI・DD総合種を目指す人が多いようです。

管理人も次は、AI3種かDD1種に挑戦してみようと思います。

【参考書&勉強方法】

参考書と勉強方法については、以下の記事にまとめてあります。

工事担任者DD3種の参考書レビューと勉強方法
工事担任者DD3種を受験してきました。工事担任者は全体的に受験者数が減っていますが、DD3種はまだまだ受験者数の多い資格です...

【試験本番】

埼玉県の大宮市にある芝浦工大のキャンパスで受験してきました。

キャンパス内に、やけに若い男性や女性の受験者が多いかったです。もしかして工事担任者の受験者??と思いましたが、どうもファイナンシャルプランナー(FP)の試験日とかぶっていたようです。

受験者は、9割以上が男性。年齢層は10台~50代と幅広かったです。

この資格は、工業高校生が受験する場合も多いです。私の試験会場にはいませんでしたが、他の試験会場には工業高校生などの団体受験者がいるかもしれません。

一つ気になったことは、自分の受験番号についてです。合格発表などで自分の合否を確認するのに必要なのですが、工事担任者では受験番号を自分で問題用紙に書き控えておかねばなりません

工事担任者DD3種の問題冊子。問題冊子に受験番号をメモしなくてはならない。

普通なら、受験票などに記載されているのですが、工事担任者では受験票が持ち帰れません。少し不便です。

【最後に】

工事担任者の資格を仕事で使う人は多くないのかもしれません。現場に1人いればいいので、そこまで必須の資格ではないようです。

それでも通信工事系の会社ですと、取らされる場合も多いのかもしれません。管理人も次回は、上位の資格に挑戦してみようと思います。

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