新情報セキュリティマネジメント試験を受験してきました

情報セキュリティマネジメントを受験してきました

一応合格見込みでした。

その場で点数が分かり、6割以上で合格なのですが、その場では合格とはならないようです。不正やその他の事情などがあるのでしょう。

820点だったので、8割くらいの出来というところ。

2023年の4月より試験制度が変更され、かなり合格しやすくなりました。

以前は、科目Aと科目Bの2種類があり、それぞれで6割以上の点数を取得して合格だったのですが、今は科目が1科目になり、全体で6割以上で合格になりました。

以前は科目Bが鬼のような文章量で、科目Bで不合格になるパターンが多かったのです。その科目Bが科目Aと統一されて一つの科目になりました。

難易度自体は少し易しくなっただけですが、簡単な科目Aと難しい科目Bの両方で合わせて6割取れれば合格ということで、非常に合格しやすくなりました。

4択問題

以前の科目Aに当たる4択問題。

問題の内容は漏らしてはいけないそうなので、傾向だけ。

全48題。

過去問とそっくりそのまま同じ問題が3割程度。

過去問を勉強していれば解ける問題が4割程度。

残りの3割はまったく新しい問題でした。

過去問を完璧に勉強していれば、ここで7割くらいは取得できて、全体で6割近い点数になります。残り12問の文章問題と新傾向の問題であと少し点数が取れれば合格ラインに届きます。

4択の問題は、文章量も多くなく、かなり解きやすい問題が多かったです。

文章題:過去の科目B

文章題は相変わらず難しいですね。

文章量は以前より減りましたが、回答に困るような問題が多いです。

1,2,3,4の4つの文章があり、1と3は確実にあってるけど、2もあってるような気がする。

そんな問題ばかりでした。

そして厄介なことに、選択肢には、1と3が正しいという選択肢と、1,2,3すべて正しいという選択肢の両方が存在するのです。

問題の中身としては、IT知識3割、国語5割、常識問題2割といったところでしょうか。

以前の科目Bでは、これに加えて読解力が求められたのですが、今の試験は1問1問の文章量が減り、以前よりマシになりました。

しかし、文章題が12問あるため、全体の読解量はそこまで変わっていないのかもしれません。

情報セキュリティマネジメント合格への道

新傾向の問題と文章題は正解できたらラッキーくらいの気持ちが良いと思います。

それ以外で確実に正解できるところを拾う。

公式サイトの過去問、公開問題、サンプル問題を完璧にやっておけば、間違いなく6割取れます。しかも前半の4択問題の過去問だけで良いのです。過去問をやる際のポイントとしては、正解の選択肢以外の選択肢も理解することです。そうすることで、本番で役に立ちます。

情報セキュリティマネジメント試験(SG)及び基本情報技術者試験(FE) 公開問題(問題冊子・解答例) | 試験情報 | IPA 独立行政法人 情報処理推進機構
情報処理推進機構(IPA)の「情報セキュリティマネジメント試験(SG)及び基本情報技術者試験(FE) 公開問題(問題冊子・解答例)」に関する情報です。
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基本情報技術者試験、情報セキュリティマネジメント試験の通年試験に関するお知らせ(サンプル問題セット、リテイクポリシーの公開) | 試験情報 | IPA 独立行政法人 情報処理推進機構
情報処理推進機構(IPA)の「基本情報技術者試験、情報セキュリティマネジメント試験の通年試験に関するお知らせ(サンプル問題セット、リテイクポリシーの公開)」に関する情報です。

長ったらしい文章題は1回解くだけで十分ですね。

似たような問題は出ますが、まるっきり同じ問題は出ません。

傾向をつかむだけで十分です。

サンプル問題と公開問題は解説がありませんが、令和元年までの紙媒体のテストの問題は、解説付きの過去問サイトがあります。

情報セキュリティマネジメント過去問道場

こちらで勉強して、最後に公式のサンプル問題と公開問題を調べながら解くと良いかと。

最後に

情報セキュリティマネジメント試験もだいぶ簡単になりました。

CBT方式になると、どの試験も簡単になりますね。

しかも科目Bを統合した新方式になってから、合格率も7割越えのようです。ITパスポートより合格率が上です。難易度的には、ITパスポートより難しいので、ITパスポートよりは受験者のレベルが高いのだと思われます。

応用情報を受験しようかなと考えましたが、もうこれ以上は勉強しないことにしました。ということで、IPA試験の受験はこれで終わりです。

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