消防設備士甲種4類を受験してきました

消防設備士甲種4類を受験してきました。

資格マニアとして、消防設備士のコンプリートを目指しています。数年前に消防設備士乙種4類に合格した時は、「資格を取ってスキルアップして転職するんだ!」と頑張っていました。

あの頃の純粋だった管理人は、一体どこへ行ってしまったのでしょうか?

消防設備士甲種4類のトリプルヘッダー

消防設備士甲種4類の受験票控え。1日に3回も試験が行われた模様。管理人は一番最後の夕方の部で受験。

試験開始時間が16:15!!受験票をみて驚きました。午後から開始の資格試験はよくありますが、夕方開始のナイター試験とは恐れ入りました。試験当日は、午前の部、午後の部、夕方の部があったようです。

消防設備士甲4の受験者数が多いということでしょうか。最後の部となる夕方の試験でも、教室はほぼ満員でした。

資格試験の受験者数が増えることは、あまり喜ばしいことではありません。リーマンショックの時も、資格試験の受験者数が増えました。

資格なんかなくても仕事につけるような世の中であって欲しいです。

消防設備士4類はメジャーな資格

消防設備士試験のなかでも、4類はもっとも有名な資格です。参考書も種類が豊富で、質も高い印象です。甲種は製図の勉強が少し面倒でしたが、製図用の参考書もありますし、工夫次第でスムーズに勉強できます。

消防設備士甲4の製図問題にトレーシングペーパーを使おう
管理人は勉強する際、たまにトレーシングペーパーを使います。 トレーシングペーパーとはトレースする紙、つまりしき写しをする紙です。消防設備士の製図問題では、トレーシングペーパーを使った勉強法が非常に効果的だと思います。 トレーシングペーパー ...

消防設備士の試験は、どの類でもネットの情報がかなり役に立ちます。「消防設備士4類 2ch」とでも検索して、検索結果のページを眺めるだけでもかなり勉強になります。

https://www.logsoku.com/search?q=%E6%B6%88%E9%98%B2%E8%A8%AD%E5%82%99%E5%A3%AB%E3%80%804%E9%A1%9E

上のページから過去の情報が検索できます。

消防設備士は過去問が公表されていませんが、受験者がネットに自分が受験した時の問題を公表しています。それと同じような問題が実際の試験でも出題されています。

4類は受験者が多く、ネットを探せば簡単に試験問題の情報がみつかります。参考書の質も良く、情報も集めやすいので、消防設備士の4類は非常に勉強しやすい資格だと思います。

消防設備士甲種4類の試験

消防設備士は免除制度がありますが、管理人は電気の筆記は得意なので、免除なしで受験しました。電気工事士の免除を使うと、電気分野の筆記試験だけでなく実技試験でも簡単な鑑別問題が1問免除されてしまいます。免除を使わない方が合格しやすいと思ったので、免除を使いませんでした。

電験(電気主任技術者)で免除するとどうなるんだろう?

試験の出来

筆記試験は意外と難しかったです。電気分野で点数を稼げているはずなので、合格点には届いていると思います。

実技試験は、簡単な試験回に当たったと思われます。全体的に基本的な問題が多く、実技より筆記の方が難しく感じました。

手応えはそれなりにありますが、合格か不合格かは分かりません。消防設備士や危険物取扱者試験では、いつもこんな感じです。合格か不合格か分からない時は、合格の場合が多いです。不合格の時は、受験後すぐに分かります。

消防設備士は受験後に合格か不合格か分かりにくい
資格試験のなかでも、受験後にイマイチ合否が分かりにくいのが消防設備士です。消防設備士の受験後に、「落ちてるかも」と感じても、意外と合格してたりします。 「受かってるかどうかわからない」時は、合格の場合が多いです。 消防設備士の合否が分かりに...

試験の内容

頑張って実技試験の内容だけ思い出しました。

実技試験

問1

絶縁抵抗計と接地抵抗計の写真を見せられ、それぞれの名称と何を計測するかを答えさせる問題でした。絶縁抵抗と接地抵抗を測る計器ですね。ラッキー問題です。

こんな簡単な問題が出るから、問1の免除は使わない方がいいと思うわけです

問2

P型1級発信機とP型2級発信機の写真を見せられ、1級と2級では何が違うか答えさせる問題でした。確認灯と電話ジャックと答えました。これもラッキー問題です。

問3

4種類の感知器の写真から、点検困難な電気室や変電室に使う感知器を選ばせる問題でした。答えは、差動スポット型感知器だと思います。

もう一つは、同じ写真から、特定1階段防火対象物で使われる感知器とその縦の設置間隔を答えさせる問題でした。光電式スポット型感知器で、7.5m毎が答えだと思います。

問4

ガス漏れ受信機と感知器の配線図を見せられて、配線や受信機の機能の名称を選択肢から答えさせる問題でした。あまり自信がありませんが、配線は共通線と信号線だったと思います。

受信機の機能は、主音響装置とガス漏れ表示灯だと思います。

問5

図を見せられ、差動式分布型感知器(空気管式)の何の試験かを答えさせる問題でした。答えは、作動試験だと思います。その作動試験で使う器具、「テストポンプ」の名称を答えさせる問題が続きました。

そして、テストポンプの標準容量も聞かれました。

答えは、5CCらしい?さっぱり分からん。

製図問1

地下1階の製図問題でした。地下1階なので、基本は煙感知器です。そこに防爆型や防水型などの定温スポットを組み合わせる問題でした。さらに変電室があり、そこには差動スポット型感知器と差動スポット試験器を使うことという指示がありました。

製図の1問目は、標準的なレベルの製図問題でした。

製図問2

製図の2問目は系統図でした。回路試験機から、P型2級受信機と判断させる問題でした。HIVやIV線の本数を答えさせる問題もありましたが、参考書の問題より簡単でした。

最後に

笹塚の中央試験センターには何度も足を運んでいるので、うっかり写真を撮るのを忘れてしまいました。このブログに写真を期待してる人は少ないと思うので、まぁよしとします。

試験自体は合格しているかどうかいまいち分かりませんが、合格したことを前提に資格試験の勉強を再開しました。次は、消防設備士乙種7類を受験する予定です。消防設備士1類~3類は、来年の4月以降に受験予定です。

消防設備士甲種4類・乙種4類合格体験記
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