エネルギー管理士の免状が自宅に届きました。
試験合格後は実務証明が不安でしたが、無事免状を取得できました。この記事では、私のエネルギー管理士の免状取得の体験談を可能な限り書いていきたいと思います。
エネルギー管理士に合格した時は、どのように申請しようか少し悩みました。その時の記事は、以下になります。

試験合格後に省エネルギーセンターに電話しました(笑)
試験合格後に合格証を受け取ってから、まず試験実施団体の省エネルギーセンターに電話しました。省エネ関係の仕事などまったくしていなかったので、不安でした。
あまり仕事内容は言えませんが、雑務がメインでした。電力量を計算して省エネルギーを図るため・・・なんて仕事はまったくしていません。
そんなわけで手に汗をかきながら、試験センターに電話しました。
試験センターの対応はあっさりしていました。自分がしていた設備の運転などの経験を話すと、「それで大丈夫です!」とあっさり会話が終了しました。
畑違いの事務職の方が実務証明をパスするのは少し難しいかもしれませんが、設備系の仕事をしている人ならほぼ大丈夫だと思います。
実務証明の内容について
管理人が実務証明に記載した内容を少しだけ記しておきます。
デマンド管理と設備(ポンプやボイラーなど)の運転と書きました。もし、職場でポンプ、ボイラー、空調機などを運転管理しているならば、それだけでも平気みたいです。
事務職の方などでも、書き方次第で実務証明が通る可能性があります。「照明や空調のオンオフ」では厳しいかもしれませんが、デマンドを把握した上での設備の管理をしているといったニュアンスで書けばパスする可能性があると思います。
私は単なる一般人なので、ここに書いたことの保証はできません。エネルギー管理士に合格できる方なら、ほぼ全員が実務証明をパスできると管理人は思います。
問題は印鑑をもらえるか
実務証明はほとんどの人がパスできるはずですが、問題は印鑑だと思います。印鑑がもらえるかどうかがカギです。
業務委託の場合でも、自社の社長印と委託の契約書があれば可能とのことでした。
もちろん委託元(オーナー)の印が貰えれば完璧です。畑違いの資格マニアの方は、自社の印鑑をもらうのが意外と大変かもしれません。
実務証明より、印鑑をもらう方が難しいかもしれませんね。そういった意味で、管理人は恵まれていたのかもしれません。
エネルギー管理士とエネルギー管理員
試験センターに電話して実務証明について質問した時、まず最初に「試験合格かどうか」を聞かれました。エネルギー管理士には、試験合格のエネルギー管理士と講習で取得できるエネルギー管理員があります。
私が電話口で「試験合格です」と伝えると、相手の口調が柔らかくなりました。
試験合格した人の実務証明は少しゆるいのかもしれません。試験自体が難しいので、当然と言えば当然です。講習で資格を取得する人には、実務証明が少し厳しいのだと思います。
実際に必要な実務期間も、試験合格の場合は1年(前は2年だった気がする??)以上。講習の場合は、3年以上だそうです。
最後に
今後、管理人がこの資格を使うことはないかもしれません。関連業種でも働かなくなるかもしれません。それでも免状だけは大切に保管しておこうと思います。
エネルギー管理士の勉強は大変でしたが、意外と楽しかったです。機械系の勉強は実物がわからないと厳しいですが、電気系の勉強は頭でイメージしやすいです。
高卒の管理人でもエネルギー管理士に合格できました。
理解して合格するのは難関ですが、6割得点するのは難しくありません。非常に勉強になる資格なので、試験合格を目指すことをおすすめします。