資格勉強の9のコツ

資格マニア歴5年以上の管理人が資格勉強の9のコツを公開します。効率の良い勉強法からやる気を継続する方法までさまざまです。資格勉強以外の勉強にも応用できるかもしれません。

資格試験の参考書の本棚。

1.参考書部分は読まない

「資格の勉強をするとき、参考書を読みますか?」

何をいっているんだ?と思う方もいるかもしれません。ほとんどの資格試験は、参考書をすみからすみまで読まなくても合格できます。

一番効率の良い勉強法は、問題を解くことです。これは資格以外の勉強でも変わりません。手を動かしながら問題を解くことが一番効率が良いです。

普通の人がただ単に参考書を読んでいるだけでは、知識を吸収しにくいです。問題を解いて、分からない部分を参考書で確認するという方法が参考書の効率的な使い方です。

問題を解く前に軽く参考書を読むのはおすすめです。しかし、参考書をじっくり読む必要はありません。ある程度参考書の内容を理解したら、問題を解きましょう。

暗記の多い資格試験では、参考書を読まずに問題を解きまくるのが合格への近道だったりします。特に過去問が繰り返し出題される資格試験では、問題を繰り返し解く勉強法が有効です。

資格試験に合格する確率をあげるには、いかに多くの問題を解くかがカギです。参考書をすみまで読んでから…という勉強法は、非効率的な勉強法です。

解いた問題数×受験者の能力=試験に合格する確率

2.過去問からとき始める

電験3種と簿記2級の過去問題集。

資格試験でも、自分の現在地を知ることが大切です。

資格の勉強を始める時は、その資格の過去問から勉強を開始するのがおすすめです。

いきなり過去問を解いても、何も分からないかもしれません。それでも良いのです。数年分だけでも良いので、過去問を解いてみましょう。

それである程度問題が解けてしまうなら、過去問だけで勉強するのが一番効率的です。まったく問題が解けないなら、参考書や問題集が必要でしょう。

参考書と過去問のレベルが違う資格試験も多いです。簡単な参考書で勉強を始めて、いざ過去問を解いてみると、ほとんど問題が解けないということもあります。

まず過去問を解くことで、試験のレベルと自分のレベルを確認しましょう

過去問を解いてみると、同じような問題が繰り返し出題されている資格試験もあります。そういった資格に合格するには、過去問を繰り返し解くことがベストです。

自分が受験する資格がどういった資格なのかを確認するために、まず過去問を解くのです。過去問を繰り返し勉強すれば合格できそうな資格なら、そのまま過去問だけを解き続けるのも悪くない選択です。

3.勉強する前に音楽を聞く

勉強をする際、一番問題になるのはいかに勉強を始めるかです。世の中には、勉強が好きな人や意志が強い人は多くありません。

勉強のやる気が起きずに、ネットを見たり、マンガを見たりという人も多いと思います。結局、勉強を始めるのに1時間も2時間もかかったりします。

そういった時におすすめなのが、勉強を始める前に音楽を聴く方法です。自分が好きな音楽をきいて、その曲が再生されている間に勉強を開始してしまうのです。

一度勉強を始めてしまえば、音楽の再生が終わった後も勉強を続けられます。音楽が再生されている間に勉強を始めるというのがポイントです。

好きな音楽を聴いて助走をつけて嫌いな勉強を始めるのです。

音楽を聴きながらでも勉強できる人は、そのまま音楽をきき続けて勉強しても良いかもしれません。しかし、試験本番では雑音がありません。雑音がない状態に慣れるために、ある程度は無音の状態で勉強した方が良いと思います。

4.勉強時間を計測する

資格の勉強を続けようとしても、なかなか続かない人も多いと思います。そんな時は、自分の勉強時間を記録してみましょう。

自分がどれくらい勉強したか一目で分かるスマホアプリを使うのがおすすめです。

資格試験の勉強時間計測アプリ。

時間を記録することで自分がこれだけ努力したんだ!という実感が持てます。ネットを検索すれば、自分が受験する資格が何時間くらい勉強すれば合格できそうかだいたい分かります。それを目安にして、自分の勉強ペースを決めるのです。

自分の努力を目に見えるようにすれば、モチベーションが維持しやすいです。そして、自分の勉強の進み具合も分かります。

5.ノートを重ねて自己満足

自分の努力を目に見える形にする方法として、ノートを使う方法もあります。資格勉強時のメモ帳としてノートを使うのです。

資格試験の勉強で使ったノート

ノートは走り書きで大丈夫です。使い終わったノートを捨てないで取っておくのです。使い終わったノートを積み重ねて、「これだけ勉強したんだ!」としみじみ思うのです。

ルーズリーフでは使い終わった紙を取っておくことは難しいです。ノートは100円ショップに売っている安いもので構いません。

使い終わったノートという目に見える形で、自分の努力を目に見える化するのです。積み重なったノートを目にして、これだけ努力したのだからここで勉強を止めるわけにはいかないと思うこともあるでしょう。

勉強を続けるためには、努力の目に見える化が大切なのです。

6.ネットで分からない言葉を調べる

現代の勉強では、インターネットという武器があります。

資格勉強をしていると、必ず分からない言葉が出てきます。分からない言葉を調べるのに参考書で調べる人も多いと思います。しかし、参考書も完璧ではありません。

参考書だけでは満足できなかったときは、インターネットに頼りましょう。現代の検索エンジンは万能です。検索エンジンのグーグルで何かを調べることを、「ググる」なんて言葉で表現したりします。

検索エンジンで分からない言葉を検索しよう。

有名な資格であればあるほど、参考書より検索エンジンで得られる情報の方が詳しいです。検索エンジンを使うと、情報の選択を自分でしなくてはならない欠点もあります。それでも資格勉強で分からない言葉を調べる時、検索エンジンを選択肢に加えてみるのも良いでしょう。

ネットや検索エンジンが発達すれば、紙ベースの参考書はなくなるかもしれません。

7.理解度の把握をする

資格の勉強では効率が大事です。分かる問題を何度解いても意味がありません。分からない問題を何度も解いていくことで、理解度があがるのです。

勉強をする際、自分の理解度を把握するのが大切です。

理解度を参考書に書いておけば、一目で自分の理解度が把握できます。◎、○、△、×で理解度を分けるのです。◎なら理解度が完璧なので、復習する必要がないといった具合です。

電験3種のこれだけ理論の勉強過程。最初は何も分からず間違えてばかりだった。

資格試験の勉強では4色ペンで日付と理解度を記入
資格試験の勉強は、積み重ねと効率です。分からない問題も何度も勉強するうちに解けるようになります。分かる問題を何度も解いてもあまり意味がありません。参考書の問題を解く時、過去の自分の理解度を一目で分かるようにします。そうすると勉強の効率もあが...

理解度を記入する際は、日付を書いたり色分けをすると分かりやすいです。理解度を記入しながら資格勉強をする時は、4色ペンを使うと勉強がはかどります。

8.毎日勉強する

難しい資格を受験する時は、毎日勉強するのが大切です。毎日新しいことを学ぶのも大切ですが、もっと大切なのは、毎日復習することです。

人間は忘れます。知識を定着させるには、繰り返し復習することが大切です。一度学んだことを、1週間後に復習するのでは遅過ぎます。最低でも翌日に復習しましょう。余裕がある人は、その日のうちに復習するのも良いでしょう。

今日覚えた知識も、時間がたてば忘れてしまいます。何度も復習して知識を定着させるために、毎日勉強するのが理想です。

復習のやり過ぎも効率的ではありません。数回復習したら、今度は日にちを置いて復習するのが効率的でしょう。

資格の勉強をする人。

9.DHAを摂取する

資格試験でものを言うのは記憶力です。そんな記憶力を高めてくれる成分がDHAです。食後にDHAのサプリメントを摂取すると効果的です。

資格試験を受験するのは、若い学生だけではありません。むしろ社会人の方が多いです。年齢を重ねると記憶力が落ちると言われています。

記憶力をキープするために、DHAのサプリメントは資格勉強に必須と言えるかもしれません。

資格を勉強する際は、勉強方法だけでなく、栄養面からも攻略していきたいところです。

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