ビルメンを目指しての職業訓練~訓練校選び~

ビルメンを目指して職業訓練に通う際、意外と盲点なのが訓練校選びです。とにかくビルメン科を出れば万事OK!!という訳ではありません。

現役ビルメンではなく設備管理員の管理人ですが、この記事を通して、訓練校選びの際に気を付けた事や、訓練校に通って気付いた事を紹介していきたいと思います。

職業訓練校の外観。

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訓練校の場所

訓練校の場所と就職

まず訓練校選びの際に最も大事なのは、訓練校の場所です。「あぁ、遠いと通学するの大変だからなぁ」と思った方は甘いです。

都心部以外の訓練校は、就職の点で不利です。都心部と言っても、名古屋や福岡だと求人の質がかなり落ちます。

例えば、福岡のビルメン会社は、時給1000円以下のバイトを某求人サイトで募集していたのを見たことがあります。アルバイト専用の求人サイトではなく、普通の有名な転職サイトです。名古屋のビルメン会社の求人の質も、東京と比べるとかなり悪い印象です。

訓練校に来る求人の質も、一般の転職サイトの求人の質と比例しますので、場所というのは大事な要素だと思います。

ビルメンになるには、まず第一にビルがたくさんある場所。第二に職がたくさんある場所でなくてはなりません。これは需要と供給の関係です。ビルメン以外にも仕事がたくさんあれば、ビルメン志望者は減り、必然的に雇用条件や倍率が良くなります。

もし、現在田舎に住んでいて、ビルメンになりたいと思っている方には、東京か大阪近辺に引っ越すか、ビルメンに近い設備管理業を目指すという二つの選択肢が思いつきます。

訓練校選びは慎重に

「自分は東京周辺に住んでるから、一番近い訓練校に通おう」と思った方は、少しよく考え直してみて下さい。多くの人は、定年するまで一生仕事をします。その一生続ける仕事に就く為に、訓練校に通うのだと思います。

近いからという理由だけでなく、もっと慎重に訓練校を選ぶべきです。家から多少遠くても、訓練校に通う期間は長くて2年です。それくらいなら遠くても我慢できるはずです。

こんな事を言ってる私ですが、家から一番近い訓練校を選びました。それには理由があります。私はどうしても電験3種に受かりたくて、時間を一番大切にしました。

私は自分が通う訓練校が就職の点で不利だと理解した上で、訓練校を選びました。実は訓練校によって、就職の選択肢が大きく変わるのです。

 訓練校と求人

訓練校限定の求人

訓練校には企業から求人が来ます。この求人には、普通にハローワークでも掲載されている求人と、その訓練校限定の求人があります。

後者の求人は条件が良いものが多く、訓練校や訓練校の先生と付き合いがある企業から、求人依頼が来る場合が多いです。そういった求人は条件が良いだけでなく、訓練校側の口ききもあるので、受かりやすいです。

特にビルメンになりたい若い人は、こういった求人を狙うのがベストです。リクナビやマイナビ等の転職サイトでは、経験者募集とか○○の資格保持者とか条件が厳しいです。

そういった求人を転職サイトに掲載してる優良企業が、特定の訓練校の訓練生限定に条件の緩い求人を出す場合があるのです。そういう場合は、実務経験は求められませんし、難関資格等も必要ありません。こういう求人を積極的に狙っていくべきです。

優良企業も訓練校に求人を出す

とあるビルメンの優良企業があります。当てになるか分かりませんが、ネット上のビルメン偏差値というものでは、60を大きく超えている会社です。その会社でさえも、訓練校から訓練生を取っていると聞きました。

大手求人サイトにもその企業は求人を出します。どれも○○年以上の実務経験が必須で、建築物環境衛生管理技術者、電気主任技術者、エネルギー管理士等の資格を持っている事が応募条件でした。そんな企業でも未経験の訓練生を取るのが現実です。

ビルメンで経験を積んで、難関資格を取って優良企業に転職しよう!なんてネットで良く見ます。そんな優良企業に未経験、難関資格無しで入れるチャンスが、訓練校に通えばあります。

当然そういう企業に訓練生なら誰でも入れるわけではなく、相応の努力や人間性が求められると思います。

訓練校と受講科目

受講科目と就職

訓練校には科目があります。大学の学科みたいなものです。ビルメンになるには、ビルメン科か電気科が一般的だと思います。

電気科は、電気設備科だったり、電気工事科等の色々な名前があります。電”子”とつくものは、一般的にビルメンから遠ざかりますのでご注意を。電気工事士は重労働だから嫌だって?普通に電気工事科からビルメンになる人も多いです。

受講科目への拘りを捨てる

ビルメンへの就職を第一に考えるなら、訓練校の受講科目に対する拘りは捨てるべきです。俺はビルメンになるんだから、ビルメン科以外行かない!ではなく、電気系の訓練科目等も選択肢に入れるべきです。

一般的に訓練期間が長い科目は、若い人向けで就職先も良い場合が多いです。良い就職先を狙う若い人は、多少家から遠くても、訓練期間の長い若い人向けの訓練校も選択肢に入れるべきです。

訓練校へ見学に行こう

希望の訓練校をある程度絞ったら、まずは訓練校に電話して見学に行きましょう。そして可能なら、訓練校でどの様な求人があるか聞きましょう。出来れば企業名をいくつか聞けるとベストです。

その企業名をネットで調べ、企業のホームページの会社概要を見ましょう。そこに株主や親会社等の記述があります。もし貴方が知ってる企業が株主や親会社だったら、そのビルメン会社は系列と呼ばれる会社で、優良企業である可能性が高いです。

もし企業名を聞けないなら、「どれくらいビル管理の求人が来ますか?」とでも聞けば良いと思います。それなら訓練校の先生も教えてくれるでしょう。ビルメンという言葉はネット用語に近いです。リアルの会話では、ビル管理という言葉を使いましょう。

電気系の訓練だと、求人が電気工事系ばかりというのもあります。私の通った訓練校も、電気工事系の求人が多かったです。少しでも良い条件でビルメンになりたいなら、そのような訓練校は家から近くても避けるべきです。

 訓練校と資格

資格は就職に有利

私のように電験3種を取りたいという人もいると思います。ペーパー資格なんて意味ない!と声高に叫んでるのは、大抵その資格を持ってない人です。

電験3種クラスになると、ビルメンや設備管理ではペーパーでも有利です。私は、実際にペーパーの電験3種を持って就職活動したので、資格の効果をよく分かっています。私自身受けた会社はすべて受かりました。

訓練生時代、とある大手のビルメン会社の会社見学会に参加しました。そこでハッキリと、「電気系の資格をお持ちの方は優遇します」と明言していました。

電気系の資格と言えば、まずは第2種電気工事士になります。電気工事士は訓練校に通っている人ならば、ほとんどが取得できます。

なので、電工2種を持っている人を優遇します!と、訓練校の生徒に対する会社説明会で言っても意味がないでしょう。ここで言う電気系の資格とは、電験と考えるのが普通です。

電験3種を訓練校で取得

もし電験3種を訓練校で取りたいと言うのであれば、今はそういう訓練もあるみたいです。南大阪高等職業技術専門校に電気主任技術科という科目があります。

2年間の訓練期間があり、まずまず電験3種に合格しているみたいです。2年間みっちり電験3種の勉強をすれば、合格の可能性は十分です。恐らく学校の授業以外にも、かなり自主学習をしないと電験には受からないとは思います。

電験3種は一生ものの資格です。もし、勉強のやる気があり、引っ越しも可能というなら、南大阪の電気主任技術科は良い選択肢だと思います。因みにこの科目は訓練期間が2年間ですが、雇用保険の受給資格があれば、訓練期間中ずっと雇用保険が貰える筈です。

南大阪の電気主任技術科は、電気系の専門学校に金を貰って通うというイメージです。

東京にもこういう訓練校が出来て欲しいです。こういう訓練校が増えると、電気系の専門学校も商売あがったりでしょう。

最後に

訓練校に通うのは、人生の大きな岐路になります。雇用保険を出来るだけ長く貰って、それから楽そうなビルメンにでもなろうかな~というのも良いと思います。若ければ、それでもビルメンになれるでしょう。

若いからこそ将来の事をよく考えて、訓練校選びをしても良いのではないかと思います。

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