平成27年度冷凍試験の合格発表がされました。管理人は冷凍2種を受験しました。何とか合格していましたが、冷凍2種の全科目受験者の合格率は驚異の13.7%!!冷凍3種は25.9%!!ここまで来ると講習を受講した方が良い気がしてきました。しかし、令和に入ると、かなり簡単になってきたようなので、講習も微妙な感じがしないでもないです。
冷凍2種になんとか合格
自己採点では、保安管理が6割ぎりぎりでした。合格が確定するまで不安でした。冷凍2種の1ヶ月前に受験した危険物甲種も合格点の6割ギリギリでした。資格試験の受験前と合格発表前は、いつも緊張でお腹が痛いです。
今日は合格発表があるので、仕事を休みにしてもらっていました。合格発表前後は協会のサイトがすごく重かったですね。何はともあれ合格していて一安心です。100点も60点も合格してしまえば関係ありません(笑)。
ついでに言うと冷凍試験は、講習組も全科目受験組も合格してしまえば関係ないです。電験みたいに「C」(Certificate?)の認定組と「E」(Examination?)の試験組で差別されません。講習組も試験を1科目受験しているので、「試験合格」でしょう。
平成27年度冷凍試験の合格率
上の画像は、高圧ガス保安協会の資料の一部です。
合格率 | 冷凍2種 | 冷凍3種 |
全科目受験 | 13.7% | 25.9% |
科目免除 | 84.3% | 71.8% |
合計 | 34.9% | 35.0% |
今年は去年より法令が易しかったので、少し合格率があがった感じでしょうか?去年はいきなり試験が難化したのも大きかったかもしれません。今年は去年の難化傾向に合わせて準備をした人も多かったのではないでしょうか?
冷凍2種の全科目受験の合格率は難関試験の域だと思います。合格率10%台前半は、電験3種が簡単だった頃の合格率くらいです。純粋に合格率だけでは難易度は比較できませんが、冷凍試験は難しいというより嫌らしい試験でした。
法令が易しかったので、合格したければ講習を受講しろということでしょうかね。
難化傾向にあるのは、冷媒フロン類取扱技術者資格の影響なんでしょうか?改正フロン法で点検とかが厳しくなった職場も多いかと思います。冷凍の資格の需要が増えたのでしょうか?
冷凍試験の印象
合格率を見れば分かりますが、本当に冷凍2種は難しかったです。細かい間違い探しで冷凍試験という感じではありませんでした。確かに過去問と似た問題も多かったのですが、そんなことまで覚えてられるか!という感じです。

もうこんな試験2度と受験したくありません。来年は冷凍1種を受験しますが、講習経由を考えています。冷凍1種を全科目受験するとしたら、100時間単位の勉強が必要だと思います。
私は3種→2種と全科目受験しましたが、かなり学んだことは多かったです。でも資格に合格するだけなら何度も言いますが講習経由が良いと思います。今年は去年よりはマシでしたが、試験の難化傾向が2年続いています。令和に入り、易しくなったようですが、いまだに講習経由の方が有利なのに変りはありません。
最後に
管理人は、もう一度冷凍2種を受験して合格できるか怪しいです。とりあえず合格したので、今月中に冷凍2種の計算問題の解き方をアップしようと思います。知っている人には当たり前ですが、電験3種やエネ管などの試験にも応用が利く考え方だと思います。
一度簡単に触れていますが、平成27年度の学識の問題でやってみようと思います。

本番では、公式を覚えずに今年の冷凍2種の計算問題を解きました。もし不合格だったら、偉そうに計算問題の解き方をブログに書いても悲しいだけでした。合格していて助かりました。