電験3種参考書の評価まとめ

管理人の独断と偏見による電験3種の参考書や問題集の評価記事です。
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電験3種の参考書用の本棚。

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【電気数学の参考書】

電気の初心者は、電気数学の参考書から始めるとスムーズに電験3種の勉強に入れます。特に文系の人や高校数学が頭から抜け落ちてる人は、ここからスタートするべきだと思います。

逆に理系の人や高校数学に抵抗がない人には、電気数学の勉強は必要ないかもしれません。電験3種で必要な数学の主な分野は、ベクトル、三角関数、複素数などです。

マンガでわかる電気数学

難易度 ★☆☆☆☆ 簡単
おすすめ度 ★★★★☆ B+
良い点 マンガ形式なので非常に読みやすいと思います。分かりやすさという点では、入門書ではトップクラスではないでしょうか?
悪い点 マンガにページを割きすぎて例題数が少ないです。また、マンガ形式の参考書ですが、すべてがマンガで学べるわけではありません。

電験3種合格の数学

難易度 ★★☆☆☆ やや簡単
おすすめ度 ★★★★☆ B+
良い点 例題数が豊富です。解説もしっかりしています。付録として微分積分やラプラス変換の項目があり、将来的に上位の資格を目指す人にもおすすめです。
悪い点 電気数学の入門書としては、少し難易度が高いです。資格の勉強をあまりしたことがない電気初心者には、少し難しく感じるかもしれません。

【理論の参考書】

一番最初に勉強するべき科目が理論です。理論を勉強してからでないと、他の科目の計算問題が解けません。まず1冊理論の参考書を勉強してみることをおすすめします。そこから他の科目と並行して、理論を仕上げていくのが理想的かもしれません。

これだけ理論

難易度 ★★★★☆ 普通~やや難
おすすめ度 ★★★★★ A
良い点 項目ごとの説明が詳しいです。問題量も多く、参考書としてまとまっています。難しさすぎず、簡単すぎない難易度でバランスが良いです。
悪い点 初学者には少し難易度が高いかもしれません。1冊の参考書で理論を仕上げようとすると、仕方ないところだと思います。

完全マスター 理論

難易度 ★★★★★ 難しい
おすすめ度 ★★★★☆ B~A
良い点 非常に詳しい参考書です。なかでも式の導出が抜群に詳しいです。上の資格を目指す人や理系の人向けの参考書でしょう。
悪い点 難易度が非常に高いです。微分や積分が分からないと、参考書の内容が理解できません。正直に言って、初学者にはおすすめできません。

徹底解説テキスト 理論

難易度 ★★★★☆ 普通~やや難
おすすめ度 ★★★★☆ B+
良い点 簡単な例題が数多く掲載されており、例題→やや難しい章末問題という段階を踏んだ学習ができます。バランスの良い参考書です。
悪い点 初学者には少し難易度が高いかもしれません。例題と章末問題の難易度の差がかなりあります。

やさしく学ぶ理論

難易度 ★★★★☆ 普通~やや難
おすすめ度 ★★★★☆ B+
良い点 必要最小限の知識をまとめています。1冊で理論に合格するための参考書のなかでは、一番コンパクトにまとまっています。
悪い点 初学者には少し難易度が高いかもしれません。コンパクトにまとまっていますが、説明不足と感じられるかもしれません。

電験3種超入門(理論篇)

難易度 ★★★☆☆ 普通
おすすめ度 ★★★★☆ C~A
良い点 他の理論の参考書への橋渡しができる参考書です。電気数学や化学についても書かれており、全体的に詳しく分かりやすいです。2冊目の参考書としておすすめです。
悪い点 ところどころ内容が下品で中年男性向けです。問題集部分がないので、問題を解きながら覚えるという勉強ができません。文字数が多く読むのに時間がかかります。

よくわかる理論

難易度 ★★★☆☆ 普通
おすすめ度 ★★★☆☆ C~B
良い点 電験3種でもっとも簡単なレベルの参考書シリーズです。本当に重要だと思われる部分のみ説明しています。例題も簡単な問題が多いです。
悪い点 よくわかる理論1冊のみだと、合格は厳しいかもしれません。必要最小限の知識というよりも、必要最小限に届かないくらい簡略化されています。

【電力の参考書】

電力は非常に勉強しやすい科目です。科目合格を狙う方にもおすすめの科目です。電力が難しかった年はあまりありません。そういった意味では、一番自分が勉強しやすい参考書を1冊仕上げるのが良い方法かもしれません。

これだけ電力

難易度 ★★★☆☆ 普通
おすすめ度 ★★★★★ A
良い点 要点、詳しい解説、バイパス解説、ここが重要!!など項目ごとに詳しく説明しています。問題量も豊富で、電力に関してはこれ1冊で合格レベルに届くと思います。
悪い点 特にありません。

やさしく学ぶ電力

難易度 ★★★☆☆ 普通
おすすめ度 ★★★★★ A
良い点 必要最小限の知識をコンパクトにまとめてある参考書です。例題数も多く勉強しやすいと思います。よくわかるシリーズの進化系といった位置づけでしょうか?
悪い点 特にありません。

完全マスター 電力

難易度 ★★★★☆ やや難
おすすめ度 ★★★★★ A
良い点 非常に詳しい参考書です。図は多いのですが、他の参考書と違い挿絵などがなく情報量が多いです。索引もしっかりしており、辞書として使える参考書です。
悪い点 参考書というより専門書のイメージに近く、とっつきにくさがあります。例題は昔の過去問なので、問題集としてはイマイチです。

徹底解説テキスト 電力

難易度 ★★★☆☆ 普通
おすすめ度 ★★★★☆ B+
良い点 簡単な例題を多くのせています。まず例題を解いて基本的なことを理解してから、章末問題を解くという勉強法ができます。
悪い点 語呂合わせがのっていますが、必要性があるのか疑問です。特に公式は語呂合わせで覚えるのではなく、ある程度理解して覚えた方が応用がききます。

電験3種超入門(電力・機械・法規篇)

難易度 ★★★☆☆ 普通
おすすめ度 ★★★★☆ C~A
良い点 大量の文字で丁寧に説明している参考書です。言葉の意味や語源を解説したり、読みやすいように雑学をはさんだりと著者の熱量を感じます。
悪い点 ところどころ表現が下品です。文字がメインの参考書で例題や問題がありません。読み物としては最高レベルですが、参考書としては疑問が残ります。

よくわかる電力

難易度 ★★★☆☆ 普通
おすすめ度 ★★★★☆ C~B
良い点 電験3種でもっとも簡単なレベルの参考書シリーズです。本当に重要だと思われる部分のみ説明しています。例題も簡単な問題が多いです。
悪い点 本試験や過去問に比べて、参考書のレベルがかなり低いです。一昔前の合格最低ラインを意識して作られた参考書というイメージです。

マンガでわかる発電・送配電

難易度 ★☆☆☆☆ 簡単
おすすめ度 ★★★★☆ D~B+
良い点 マンガ形式で電験3種の電力のさわりの部分を説明してくれます。電力の勉強をしても、いまいちイメージがわかないという人におすすめです。
悪い点 参考書ではありません。完全に読み物です。電力の点数を伸ばそうと思うなら、参考書の問題や過去問を繰り返し演習した方が効率的です。

【機械の参考書】

機械は非常に難しい科目です。合格率も4科目中一番低い年が多いです。機械がなかなか合格できないという人も少なくありません。電験3種の機械では、浅く広くしか出題されないのですが、範囲の広さが尋常ではありません。という訳で、参考書の厚さも尋常ではありません。

これだけ機械

難易度 ★★★★☆ 普通~やや難
おすすめ度 ★★★★★ A
良い点 バランスの良い参考書です。説明も詳しく問題数も多いです。8割や満点ではなく、1冊で合格点を目指す参考書としては最適です。
悪い点 頻出分野ではない照明分野に多くのページを割いています。機械はただでさえ範囲が広いので、参考書が辞書のような厚さになっています。

徹底解説テキスト 機械

難易度 ★★★★☆ 普通~やや難
おすすめ度 ★★★★★ A
良い点 簡単な例題が数多く掲載されており、例題→やや難しい章末問題という段階を踏んだ学習ができます。バランスの良い参考書です。
悪い点 特にありません。

完全マスター 機械

難易度 ★★★★★ 難しい
おすすめ度 ★★★★☆ B~A
良い点 非常に詳しい参考書です。式の導出や細かい知識などが図を使って万遍なく掲載されています。無駄な部分がなく、密度の濃い参考書です。
悪い点 参考書というより専門書に近いです。文字が小さく、内容も詳細なので、人によってはとっつきにくさを感じるかもしれません。

First Stage 電気機器概論

難易度 ★★★★☆ 普通~やや難
おすすめ度 ★★★★★ B+~A
良い点 工業高校の教科書の市販版です。電験3種の機械の頻出分野である、変圧器、直流機、誘導機、同期機などの分野を非常に詳しく分かりやすく説明しています。
悪い点 照明や電気化学などの分野は掲載されていません。メインの参考書としてではなく、補助的な参考書として使うと非常に効果的です。

電験3種超入門(電力・機械・法規篇)

難易度 ★★★☆☆ 普通
おすすめ度 ★★★★☆ C~A
良い点 大量の文字で丁寧に説明している参考書です。誰にでも分かるような言葉で、やさしく説明しようという意図が伝わってきます。
悪い点 ところどころ表現が下品です。文字がメインの参考書で例題などがありません。やさしく書いてありますが、理解しながら読みすすめるとかなり時間がかかるはずです。

電験3種合格一直線 機械

難易度 ★★★★★ 難しい
おすすめ度 ★★★★☆ B~B+
良い点 非常に詳しい参考書です。詳しさと難しさでは、トップクラスの参考書です。他の参考書にのっていないような知識がのっています。
悪い点 かなり難しいです。文字がメインの参考書なので、図を使った説明や式の導出の部分は少ないです。

やさしく学ぶ機械

難易度 ★★★☆☆ 普通
おすすめ度 ★★★★☆ C~B
良い点 コンパクトにまとまった参考書です。重要な部分だけ厳選して説明しています。簡単な例題も豊富で、勉強しやすい参考書です。
悪い点 コンパクトにまとまりすぎています。電験3種の機械は範囲が広いので、項目ごとにもっと詳しい説明が欲しいところです。

よくわかる機械

難易度 ★★★☆☆ 普通
おすすめ度 ★★★★☆ C~B
良い点 電験3種でもっとも簡単なレベルの参考書シリーズです。本当に重要だと思われる部分のみ説明しています。例題も簡単な問題が多いです。
悪い点 本試験や過去問に比べて、参考書のレベルがかなり低いです。一昔前の合格最低ラインを意識して作られた参考書というイメージです。

マンガでわかるモーター

難易度 ★☆☆☆☆ 簡単
おすすめ度 ★★★★☆ D~B+
良い点 マンガ形式で電験3種の直流機や誘導機のさわりの部分を説明してくれます。誘導機などの勉強をしても、いまいちイメージがわかないという人におすすめです。
悪い点 参考書ではありません。完全に読み物です。機械の点数を伸ばそうと思うなら、参考書の問題や過去問を繰り返し演習した方が効率的です。

法規の参考書

電験3種の法規は、条文を覚える暗記の部分以外にも、計算問題の配点が4割と高いです。既存の参考書では、計算問題の対策がイマイチ弱いです。法規の計算問題は、電力などの他の科目と重なる部分が多いです。他の科目と並行して勉強していくと得点が伸びやすいと思います。

完全マスター 法規

難易度 ★★★★☆ 普通~やや難
おすすめ度 ★★★★★ A
良い点 かなり内容が詳しいです。無駄をなくして、知識や情報量を増やした参考書です。図を交えながら丁寧に説明しています。
悪い点 この参考書で勉強すると、勉強量が増えます。必要最低限の知識だけ覚えて合格したいという方にはあまり向きません。

やさしく学ぶ法規

難易度 ★★★☆☆ 普通
おすすめ度 ★★★★★ A
良い点 必要最低限の知識をコンパクトにまとめた参考書です。オーム社のよくわかるシリーズの改良版といった位置づけです。
悪い点 特にありません。

徹底解説テキスト 法規

難易度 ★★★☆☆ 普通
おすすめ度 ★★★★☆ B+
良い点 簡単な例題が数多く掲載されており、例題→やや難しい章末問題という段階を踏んだ学習ができます。バランスの良い参考書です。
悪い点 法規は暗記科目ということもあり、語呂合わせによる暗記法が多くのっています。語呂合わせで覚えたい人には、利用価値があるのかもしれません。

電験3種超入門(電力・機械・法規篇)

難易度 ★★★☆☆ 普通
おすすめ度 ★★★★☆ C~A
良い点 大量の文字で丁寧に説明している参考書です。条文の原文をそのままのせたり、雑学をはさんだりと勉強しやすいように配慮されています。
悪い点 ところどころ表現が下品です。文字がメインの参考書で例題などがありません。長文で丁寧に説明していますが、図は少なめです。

これだけ法規

難易度 ★★★☆☆ 普通
おすすめ度 ★★★★☆ B~B+
良い点 これだけシリーズの中で、法規だけは名前通りコンパクトにまとまっています。これだけシリーズで本当に「これだけ」なのは、法規だけです。
悪い点 他の法規の参考書に比べると、内容が薄いです。「これだけ」で合格できるかどうかは、受験者次第といったところでしょうか?

よくわかる法規

難易度 ★★★☆☆ 普通
おすすめ度 ★★★★☆ C~B
良い点 電験3種でもっとも簡単なレベルの参考書シリーズです。本当に重要だと思われる部分のみ説明しています。例題も簡単な問題が多いです。
悪い点 本試験や過去問に比べて、参考書のレベルがかなり低いです。一昔前の合格最低ラインを意識して作られた参考書というイメージです。

絵とき 電気設備技術基準・解釈早わかり

難易度 ★★★★☆ やや難
おすすめ度 ★★★☆☆ D~B+
良い点 法規の出題のメインとなる電気設備技術基準とその解釈の原文です。図を交えて丁寧に説明しています。参考書にのっていない条文を調べる時に便利です。
悪い点 英語の辞書などと違い、これがないと合格できないというものではありません。辞書として使ったり、参考程度に読むものでしょう。

最後に

電験3種は、「これをやれば確実!」という参考書や問題集がありません。だからと言って、参考書はたくさん買ってもあまり意味がありません。電験3種の受験時にたくさんの参考書を購入した管理人の意見です(笑)。

自分に合った参考書を1科目につき1冊か2冊購入して、その参考書を繰り返し勉強しましょう。そして参考書の勉強がある程度終わったら、過去問を解きましょう。それが合格への王道だと思います。

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