安全衛生技術試験協会は、ボイラーや衛生管理者などの資格試験を実施しています。
これらの資格試験は、ネットで受験申請ができません。最近では珍しいかもしれません。管理人は、1級ボイラー技士を受験するために、本日受験申請書を取ってきました。
2級ボイラー受験時は郵送で受験申請書を請求しました
以前、2級ボイラーを受験した時は、このページを見て受験申請書を郵送で請求しました。この方法だと、郵送料がかかります。
当時は、これしか受験申請書を取りよせる方法がないと思っていました。
無料で受験申請書が受け取れる場所が同じページに書いてありますが、選択肢が少ないです。関東の申請書配布先一覧を見ても、管理人の自宅からは少し遠い場所ばかりでした。
結局、以前は郵送でお金を払って、受験申請書を取りよせました。
すごく面倒だった記憶があります。
実はボイラーや衛生管理者の受験申請書は多くの場所に置いてある
資格試験の受験料を払うなら分かりますが、受験申請書にお金を払いたくありません。
この場合、受験申請書にお金がかかるのではなく、受験申請書を郵送してもらうのにお金がかかるということです。
そこで公式ページに掲載されている場所以外で、申請書を受け取れる場所を調べてみました。
労働基準協会
管理人の近所の労働基準協会には、受験申請書が置いてありました。正直、労働基準協会と言われても、なんの団体かよく分かりません。衛生管理者の講習などを実施しているようです。
「会社が残業代を払わないんですよ~」という相談ができる労働基準監督署とは違います。
全国に多くの支部があるようです。このページから確認してみてください。近くに労働基準協会の支部があれば、ボイラーや衛生管理者の受験申請書を受け取れる可能性が高いです。
管理人が受験申請書を取りに行った時は、協会支部の事務員は受験申請書の存在を知らなかった様子でした。労働基準協会で受験申請書をもらう人は、あまりいないのかもしれません。
もし、受験申請書をもらいに行くならば、事前に電話をした方が確実だと思います。
労働基準監督署
「うちの会社がブ○ック企業なんですよ」という相談ができる労働基準監督署でも、ボイラーや衛生管理者の受験申請書が受け取れます。
全国の労働基準監督署の所在地は、こちらのページで確認できます。
労働基準監督署は、ボイラーやクレーンの設置の手続きも受け付けているみたいです。ボイラーやクレーンの資格受験申請書が置いてあって当然といったところでしょう。
労働基準協会と労働基準監督署は、全国各地にあります。安全衛生技術試験協会の公式ページの受験申請書の配布先と比べてみて、一番近い場所に取りに行くのが確実かもしれません。
ボイラーや衛生管理者などを受験する時の受験資格
1級より上のボイラー技士や衛生管理者を受験する時は、受験資格が必要です。
高校や大学の卒業証書や免許の写しが必要になります。これらの書類は、「原本と相違ないこと」の証明が必要なのです。少し分かりにくいですね。
分かりにくい場合は、卒業証書や免許を労働基準監督署にそのまま持っていきましょう。「原本と相違ないこと」を証明してくれます。
1級ボイラー技士を受験する場合、2級ボイラーの免状を労働基準監督署に持っていくだけでOKでした。労働基準監督署で、受験資格の書類が作成できて、受験申請書ももらえます。
1級ボイラーの場合、原本証明付きの2級ボイラーの免状の写しで、受験資格の証明にも身分証明にもなります。
実務経験が必要な衛生管理者などの場合は、実務経験を証明する書類に会社の社長印などが必要になってきます。卒業証書や資格証の原本証明は、労働基準監督署でもできます。
最後に
最近は、資格試験の受験申請はネットでもできる場合が多いです。ただ、受験資格や科目免除がある資格試験も多いです。そういう場合は、やはり紙ベースでの受験申請になります。
紙ベースでの受験申請はなにかと面倒です。
世の中がもっとペーパーレスになればいいなと思う管理人でした。