電験3種の試験当日に向けてのポイント

今年も電験の季節がやってきました。相変わらず暑いですね。受験される方は不安で仕方ないと思います。でも、会場に来るほとんどの受験生も同じ気持ちのはずです。試験当日を迎える方に少しでもプラスになればと思い、この記事を書いてみました。

資格試験の前に気合いを入れる女性。

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試験に対する不安

まだ分からない分野もあるし、もっと勉強しておけば良かった。勉強量が足りないのでは?試験前にそう思うのは当然だと思います。

電験3種の内容を理解している受験生は100人中数人程度

試験当日、周りの受験生が確かそうに見えるかもしれません。でもそんなことは決してありません。本当に電験3種の内容を理解して合格する人は、恐らく全体の数%程度でしょう。

私は全体の10%以内に入って合格はしましたが、理解して合格した数%には入っていませんでした。自己採点は、理論90点、電力85点、機械75点、法規69点です。それでも理解していない分野が多かったです。

私が理解していなかった分野

理論では、電子分野を全て捨てました。電力は、過去問や参考書の類題以外の文章問題は捨てました。機械では、頻出分野の電動機がよく理解できませんでした。法規では、過去問や参考書に載っている条文以外は全く勉強しておらず、本番で大変な目に合いました。

電験3種は理解しなくても合格可能

受験する方は、電験3種の内容が理解できないからといって不安になる必要はないです。理解できない分野があっても合格できる資格試験です。

6割取れば合格ですが、55点でも合格の科目が多い試験です。時には、半分の50点で合格できる科目もあります。3割くらい確実に分かる問題があれば、残りを勘で解いても合格の可能性は低くありません。

科目合格制度もある試験なので、とにかくあきらめずに試験と向き合いましょう。

自分なりに対策したなら、不安になるのは止めましょう。なるようにしかなりません。試験前日に知識を詰め込むのではなく、勉強はほどほどにして睡眠を優先しましょう。

体調を整えることが一番大切です。

試験当日

とりあえず受験しよう

受験料は払ったけど、今年はあまり勉強が進まなかったから… どうせ自分では無理だから… 今年の受験は止めようかな…という人もいると思います。

もし少しでも勉強したなら、ぜひ1科目でも2科目でもいいので受験しましょう

科目によっては、ものすごく簡単な年があります。平成24年の理論や電力が良い例です。理論1科目だけ勉強したけど…という人は、理論だけでも良いので受験しましょう。もし合格できれば、来年につながります。

受験しなければ、すべての科目で不合格確定です。せっかく科目合格制度というものがあるのだから、少しでも勉強したなら科目合格目指して受験するべきです。

電験3種の科目合格勉強法
電験3種には科目合格という制度があります。この制度をうまく使えば、時間のない人でも電験3種に合格できます。私も働きながらの受...

時計は持っていこう

資格試験を受験していると、いろいろな試験会場を使います。その中でいくつか試験教室に時計がない会場がありました。

時計がない会場は大学が多いです。大学では、生徒が時間を気にしないように教室に時計を置いていないのかもしれません。

危険物などの時間が余りやすい試験なら良いですが、電験3種は時間との勝負という面もあります。そんな試験でもし時間が分からなかったら…

面倒くさがりの私は、最初は資格試験に時計を持参していませんでした。教室に時計がない大学で資格試験を受験した後からは、必ず腕時計を会場に持参しています。

普段、携帯やスマホで時間を確認するという方も、電験3種の試験会場には時計を持っていきましょう。そんなの当たり前だ!と怒られるかもしれませんがw

メモリー機能などがついている時計はダメなようです。アナログ式の腕時計なら確実ですね。

試験本番について

計算問題

計算問題の場合、自分で出した答えが選択肢になかったら、その問題は飛ばしましょう。計算途中での間違いには気づきにくいです。

私はエネルギー管理士試験で、自分が出した答えが選択肢にない問題がありました。計算過程で、|0.8+j0.4|=1.0 と計算していました。それに気づくのに30分かかりました。

エネルギー管理士試験は、一つ問題を落とすと後ろの問題も芋づる式に不正解になります。そのため、その問題が解けるまで考えるしかなかったのです。

電験3種は、1問間違えてもマイナス5点。分からない問題が大問の1問目の場合でも、マイナス10点です。解けない問題があっても、考え込まずに先に進みましょう。

理論は8割前後が計算問題なので、時間との勝負です。目安は1問5分。理論だけはあまり考えこまないようにしましょう。

計算問題は単位に注目

計算問題の場合は、答えが分からなくても悪あがきができます。私は計算問題が分からない場合は、単位計算と言う方法を使ったりします。与えられた数字の単位に注目して答えらしきものを探す方法です。

電験3種の計算問題と公式と単位の関係
電験3種に合格できるかどうかは、計算問題が解けるかどうかです。理論は計算問題が約8割、最難関と言われる機械も約6割は計算問題...

無理やり答えを出す以外にも、計算問題は単位に注目するとミスが減ります。単位を強く意識するのは非常におすすめです。

他の資格試験での話ですが、答えで問われている単位が{ m }^{ 3 }/hなのに、公式通りに解いて{ m }^{ 3 }/sの値を選んでしまったなんてよくある話です。電験3種では、ご丁寧にそういう間違いやすい選択肢が用意してあるのです。

間違えやすい計算

管理人は、電気分野の計算問題でよくやるミスが2つあります。

3相の×3

電験3種では、3相交流を扱うことが多いです。3相回路の配電線の電力損失を求めさせる問題などで、{ I }^{ 2 }Rで1相分の損失を求めるまでは、ほとんどの人が間違いません。

しかし、ここで必要なのは3相分の損失です。「1相分の損失を求めよ」なんてまずありません。焦って、{ 3I }^{ 2 }Rの3倍部分を忘れる人がいます。管理人のことなんですが(笑)。

線間電圧などの\sqrt { 3 }

\sqrt { 3 } は、電験3種の難しい部分だと思います。管理人もたまに\sqrt { 3 } を考慮にいれるのを忘れたりします。\sqrt { 3 } は、線間電圧と相電圧やスターデルタなどの回路でおなじみです。深く理解しようとすると、電験3種以上の知識が必要です。

電験3種の問題では、「三相交流の線間電圧を求めよ」と言われているのに、\sqrt { 3 } を掛けずに相電圧で答えてしまったとかはよくあるパターンです。

とにかく問題文を慎重に読みましょう。解けそうな問題だからといって、問題文を途中までしか読まずに計算式を立て始めるのは、ミスの原因です。

電験3種は、時間との戦いという面もありますが、問題文だけはしっかり読みましょう。いまだに管理人もこれらのミスをします。ミスで点数を落とすのが、精神的に一番痛いです。

文章問題

文章問題は知ってるかどうかです。考えても答えが出ない場合が大半です。分からない場合は先に進み、計算問題に時間をかけましょう。

特に法規はB問題の計算問題の配点が大きいので、計算問題に時間をかけましょう。分からなかった文章問題は、時間が残ったらゆっくり考えればいいのです。

最後に時間がなかったら、飛ばした問題を勘でマークするだけです。飛ばした問題が文章問題の場合、時間がどれだけ残ろうが勘でマークする場合が多いと思います。

分からない問題は、サイコロを振るべきか?

分からない問題は必ず出てきます。そういう場合でも、頑張って選択肢をしぼりましょう。まったく分からない場合は、サイコロを振るのも良いと思います。

電験3種は5択問題なので、5角鉛筆が必要かもしれません。

神頼みも時には必要です。

最後に

私が電験3種を受験した時は、残暑が厳しかったです。9月は意外と天気が変わりやすいので、体調管理には気を付けてください。

もうここまで来たら、後は今までやってきたことを本番で発揮するだけです。

私は試験当日は開き直って、「落ちてもいいや!」ぐらいの気持ちで受験しました。そう思うことで余計な緊張が取れて、本番で力を発揮できました。

皆様が電験3種に合格されることを願っています。

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